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遊戯王arc-v終了

遊戯王arc-vが終わりましたんで、いろいろ振り返って感想を。

さて、個人的な総評を先にいえば、

評価する部分と、だめな部分が両方とも非常に多い作品

だからものすごく評価に困る。

まず先にダメだったところから。

最初に語らないといけないのがテーマ。

主人公遊矢によるエンタメデュエルでデュエルの楽しさでみんなを笑顔にすることを目指す。

これが常に物語の中心となっていたわけなんだが・・・

このテーマを扱う舞台が、侵略戦争の真っ只中で、長かったシンクロ次元編では差別と貧困も合わさっていて、どう考えてもムリがある。

遊矢がそんななかで、エンタメでみんなを笑顔にできるのか?と葛藤するのはあまりにも当然。

だが、次元戦争開始からの約二年間、ほぼずっとそれではさすがにちょっとね・・・しかも遊矢の成長を描くためにところどころで遊矢の成功も要所であったんだけど、さすがに展開の強引さが目立っていた。

次にアクションデュエル。

これもあまりに大味すぎた。

歴代遊戯王も意味不明なデュエルはたくさんあった。テニスデュエルとかツイスターゲームデュエルとかナンバーズフィールドとか。

ただ三年間メインであつかうには厳しい内容だったと言わざるを得ない。

それでも一年目はアクションフィールド自体を活かした物語の展開も多く、フィールドもアクションマジックも多様だったのだが、一年目でやりつくしたのか?二年目以降のアクションデュエルの、回避や奇跡によるただのライフ調整ギミックにしかなってないのはちょっとね。

次にスターシステム

つまりは歴代遊戯王キャラクターの登場のわけだが・・・

細かい扱いについてはあえて言うまい。個人的にすたスターシステム自体が体のいい手抜き商法と思っているので。

ただ、歴代遊戯王キャラクターの登場も含めてなんだけど、とにかくキャラクターがあまりにも多すぎる。

そして結末。

正直、遊矢シリーズと柚子シリーズが全て遊矢と柚子に統合され、零羅も赤ん坊のままとなかなかにハッピーエンドといっていいのか怪しい終わり方。

それ以外に関してはまあ、っていう。

さて、ここまではぼろ雑巾にしたけど、評価できるところも多かったと思ってる。

それはホビーアニメとしては過去作よりもよくできていたとおもう。

遊戯王5dsとzexalではメインであるシンクロ、エクシーズを軸にしていたため、不自然なほど他の召喚方法がでなかった。

arc-vのペンデュラム召喚はそれらのシステムとは違いただの展開手段の1つとしての色合いが強い。

そのため、融合、シンクロ、エクシーズが入り乱れたデュエルはなかなか過去作よりも(アクションマジックから目をつぶれば)見応えがあった。

また、それにあわせて過去作キャラクターの登場や、それだけでなくアマゾネスや剣闘獣といった既存テーマ使いも多かったのはいい。

こっちはOCGスタッフとの連携という面が強いが、メインキャラクター達のテーマは特色がでているものが多く、またちゃんとしたデッキになるものが多いのは非常に好感が持てる。

そしてこれはマイナス要素を薄めたという点で評価したのがバトルロワイヤル、マイナス要素にもあげてしまったアクションマジック。

ここらへんについてはマイナス要素をがんばって薄めようという努力としての評価。

登場キャラクターが多すぎわけだが、たくさんのキャラクターをだしながらまがりなりにも形にできたのはバトルロワイヤルあってこそだと思う。

まあ、3人揃って同じ行動とかいうカイザーみたいな積み込みが横行したのはほんと・・・だけど。

またアクションマジックはデュエルの展開を単調にはしてしまったものの、テンポ自体はよくしていたとおもう。

というのも、今回プッシュしたペンデュラム召喚は手札消費が明らかに激しい。

アニメ映えするデュエルといえば魔法や罠による攻防なわけだが、ペンデュラム召喚をしながらこれをするにはドローの手順が必須になってしまう。スタッフ自身もその矛盾に対する回答としてアクションマジックを作ったとはいっていた。

実際のところ、歴代遊戯王おなじみのインチキドロー(天よりの宝札、バブルマン、エンジェルバトン、エクシーズトレジャー)が今回はなかったあたりは、試みとしては俺は評価してる。

一年目はいろんな工夫が見られたし、あれを維持できてたらだいぶ印象も変わっただろうなぁ、ってほんと思う

また物語も一応はまとまっていた

過去作ほどの超展開が目立たなかったというのもあるが、こじんまりとね。

という感じ。

次回作ブレインズもリンク召喚関連がアニメと相性悪そうなところなどの不安要素が多いので、期待しすぎない程度に楽しみにしよう