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無165

  剥き出しの感情に

  懐かしさが追い越して往く

  全部が全身が

  恋に游ぐ魚だった頃

  アタシも青い純情

  少しずつ、いろんなもんが

  色を薄めてしまって

  今じゃ、青の欠片も無い

  まっすぐに言えるくらいなら

  こんなに揺れたりしない

  真ん中はあの頃から

  変わってないのに

  前とは違うのは

  知ってしまったせい

  砂漠の感触と浸透する欲情

  薄れた青でも

  恋の人肌は忘れていない

  

  恋せよ、大人!